gfwのクリエイティブ事業
gfwのクリエイティブ事業は、業界歴20年以上のクリエイター2名を中心に、様々な制作活動を行っています。
媒体はWEBだけでなく、紙媒体、動画など様々なメディアに対応しています。
WEB
- WEBサイト一式構築
- LP制作
- バナー・広告デザイン
- サイト保守運営・管理
- SNS運用・管理
- 広告運用・管理
- リニューアルサポート
(要件定義/RFP作成/他) - コーチング・コンサルティング
(サイト更新の方法・サポート/他)
紙媒体・ノベルティ
- 冊子/チラシ/ポスターデザイン
- 名刺デザイン
- 事務用品(封筒等)デザイン
- ノベルティデザイン
動画
- 動画編集
- 展示会/セミナー等PR・説明動画制作
コンテンツ制作
- コンテンツ企画/絵コンテ/動画コンテ
- 編集・ライティング
- コミック・縦読み漫画制作
- イラスト制作
- 取材・撮影(スチール/動画)
- 出張作業(会議/現地対応)
※ 一部業務(WEBのCMS開発、ライティング、撮影等)は外部ベンダーと協業で行う可能性があります。
※ サイト制作などで一部の作業のみでのご相談も承っております(デザインのみ、など)。
※ 制作費のお支払いタイミングなど、お客様のご都合にあわせて柔軟に対応させていただきます。
実績の確認等ご希望頂ける際はお問合せフォームよりお願いいたします。
グリーンファームワタナベは茨城県・下妻市で400年以上の間、営農を続けてきた農家です。 近年、日本中で農業を取り巻く状況は厳しく、離農する農家も多く存在します。 理由としては、「担い手不足」と「事業/家業として農業を行えない=望む収益にならない」点にあると考えられます。
一方、農業を事業として安定化させる方法としては、下記のような選択肢が想定されます。
- 1、大規模化
(作付面積拡大) - 2、別事業との兼業
- 3、六次産業化
/EC利用の直接販売 - 4、DXの本格活用
/スマート農業
それぞれにメリット・デメリットがありますが、グリーンファームワタナベではかねてより「1、大規模化」を目指し取り組んできました。2024年現在では50ha以上の作付けを行い、一定の収益をあげられる体制を整えています。
ただ、大規模化の課題として、「人手がかかる」ことと、「繁忙期以外のリソースあまり」があげられます。
米や麦、ネギを中心に作付けを行うグリーンファームワタナベでは、苗作り~田植えの春作業、収穫の秋作業がピークとなり、繁忙期にあわせた体制をとると、閑散期にリソースが余りやすくなります。

大規模化で収益体質を強化する場合、ピークを乗り切る人員確保をしながら、ピーク以外の期間のリソース活用が重要と考えられます。
例えば「作物の多品目化」を行い、閑散期となる冬場に冬野菜やほうれん草など葉物野菜を育ててリソースあまりをなくす、といった農家も少なくないはずです。
ただ、冬作業用のハウスや新たな設備が必要になることと、一定の投資が必要なこと、そもそもの「農業の担い手(候補)が少ない」点は引き続き課題となります。
そこでグリーンファームワタナベでは、リソースあまりを起こさないために発想を逆転し、農業専門スタッフのリソースをどう活用するかではなく、「別の事業を行い、そちらのリソースの一部を活用しピークを乗り切る」形で課題の解決を目指します。

2024年より新規事業として、WEB・紙・動画の制作を行う「クリエイティブ事業部」を開始。 業界歴の長いメンバーがしっかりと制作事業を行う一方で、農作業にも一部参加し、特にピーク時のリソース不足の解決を目指します。
もちろん、農作業を理由に制作事業で進行遅れやミス、トラブルが起こすことは許されません。制作に必要なリソース管理の徹底と、繁忙期にはスタッフ同士で仕事のシェアする、必要に応じて取引のあるベンダーと協業するなど「間違いなく、スケジュール通りに良いものを納品できる制作体制」を構築しています。

食糧自給を含め日本の農業に不安を持つ人は多く、安定し持続可能な農を望まない人は少数と考えられます。
あるいは、「農家のために何かやってあげたい、手助けしたい」と思って頂ける方も、少なくないかもしれません。
一方で、日本の農に危機感があっても、「農業や農家を取り巻く環境を変えていく・支えていく」ためにできることは、残念ながらそれほど多くありません。
問題解決のために動き成果をあげるべきは、農を行う当事者、私達と考えます。
当社はフルタイムの農作業スタッフだけではなく、制作スタッフ(毎日田畝に通わず制作スタジオで働くメンバー=東京や下妻近隣の千葉・埼玉・茨城に住み両方の仕事ができるスタッフ)の力も借り、農業の持続を目指します。
また、一般の会社で退職された方々、ダブルワークの一方の仕事で農業を希望される方の受け入れができるよう、会社の体制づくりも行っていきます。
無論、クリエイティブ事業を行うことで「農業」の課題を解決できるほど単純ではなく、想定している大きな効果が得られない可能性もあります。
また、会社として活動する限り、どちらの事業でも新たな問題は常に発生すると考えられます。
農業が一筋縄でいかないことは、現場にいるものとして自覚をしています。
ただ、私達は社会になくてはならない食の担い手として、思い通りにいかない自然と対峙する現場の人間として、できうる手はすべて打っていく覚悟をもって現在の農と向き合っていきます。
私達の取り組みがうまくいくのであれば、日本の農が抱える問題に小さな一石を投じれるのではないか、そんな希望を胸にどちらの事業にも全力で取り組んでいきます。
すべての消費者、クライアントの皆様とともに、これからもグリーンファームワタナベは前を向き進み続けます。